Cyniclomyces guttulatus と イトラコナゾール/領下動物病院

2020/12/29 ブログ

こんにちは。

岐阜市の領下動物病院 院長河田です。

前回のプログで スミレが 下痢をし、動物用止瀉剤の効果が如何なものか?という事を 記載しましたが 想像と違う結果になってしまいました。

 

メーカーが催してたウェブセミナーでは 動物用止瀉剤が すぐ効果が出てくるというので 3日間使用してみましたが 良くならず。

仕方ないので 食事療法と注射薬をしてみましたが これも 効果なく😩

その下痢期間の検便では Cyniclomyces guttulatusが認められましたが 色んな文献や 獣医さん専用のサイトでも この酵母菌の治療はせず とにかく 下痢の治療をすれば 菌も減少して 良くなっていくという事でしたが。

検便すると 酵母菌が減少どころか 増えていってるので 思いきって イトラコナゾールという抗真菌剤を投与してみました。夜 経口投薬したところ 夜中 ウンチをしました。

 

それが もう 良好便。1週間 下痢が続いていたのが 投薬後 5時間で 便の完治。その後 5日間 抗真菌剤を投与しました。

 

以前 このCyniclomyces guttulatusという酵母菌を 駆除して 良くなった患者さんが 5年前にいるんですよね。今 日曜日のみ 勤めてくれてる スタッフのわんちゃんなんですが。

その当時 下痢が治らず どうしたものかと試行錯誤してたのですが 便中には Cyniclomyces guttulatusが 認められたのですが これが 何なのか よく分からない。花粉? 何なの? どうすればいいの?と。  色々 調べて 何とか 行きつき Cyniclomyces guttulatusという酵母様真菌だと分かった。下痢が治らないなら いっそ この酵母様真菌と叩いてみようと 投薬したら 下痢が良くなったというエピソードがあります。

 

以上の経験から Cyniclomyces guttulatusが見つかったら 治療しても 数日 下痢が治らないようなら Cyniclomyces guttulatusを治療対象にしないといけないと。今回 すみれが下痢になりましたが 僕にとって いい経験になりました。すみれは 下痢で嫌な生活だったと思いますが。

 


領下動物病院

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