webセミナー / 岐阜市 動物病院

2021/10/15 ブログ

コロナの影響により 獣医向けのwebによるセミナーがかなり増え、目白押し状態です。

勉強や新しい知識を得ることが出来るため 大変喜ばしいことかもしれませんが、沢山ありすぎて、何を見ていいのか 分からないぐらい。うー 時間が。

 

昨日の木曜日 お昼から 90分の製薬会社主催のセミナーが webでありました。

「クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)へのアプローチ」というテーマ。

 

クッシング症候群の原因としては 大きく分けて ①脳下垂体の腫瘍 ②副腎腫瘍 ③医原性の3つがあり、下垂体腫瘍によるクッシング症候群が90% を占めると言われています。

 

慢性的なグルココルチコイド(糖質コルチコイド)の過剰な分泌により、多飲多尿、多食、腹部膨満、皮膚症状(左右対称性の脱毛、皮膚菲薄、石灰化など)、運動不耐性、パンティングなどが認められます。

 

犬では 200頭に1頭、人では 10万人に1人の罹患率で 犬の世界では 割合 メジャー?な内分泌疾患です。

 

写真の薬は クッシング症候群の薬で コルチコステロイドの合成を阻害し、上記の様な症状を抑えるとはいうものです。残念ですが 根本的な治療剤では ありません。

以前は 投薬治療をしようが しまいか 殆ど生存期間は変わらないと言われていましたが、ここ最近では 投薬により 生存期間の延長が認められると言われています。

 

元気はあり 食欲もあるんだけど 水を沢山飲み、尿量が多いなあというワンちゃんがいれば、この病気の可能性も あるので 動物病院に相談してみてくださいね。