尿道 膀胱内結石

2023/01/09 ブログ

昨年の12月13日に 膀胱切開術を行ったということをプログでお知らせしたんですが、2023年になってからの初手術も 膀胱切開術となりました。こちらは 無茶苦茶 大変でした。

1月2日に 電話があり、昨日から 排尿姿勢を取るが 少ししか 出ないとのこと。

 

雄犬だし、嫌な予感してたんですが、思ってた通り、2枚目の写真なのですが、尿道内にたくさん 結石があり、尿道を詰まらせて、尿を止めてた状況でした。

麻酔をかけ、カテーテルにて 尿道内の結石を取り敢えず、膀胱内に戻しました。

 

5日後、膀胱切開手術をして 結石を取り除きました。

前回の結石は 膀胱を持ち上げても 尿道内への移動はなく、良かったのですが、今回の結石は 細かく また 何個あるのかも 分からず 膀胱内の結石が尿道へ移動してしまうため、大変でした。結石有無の確認のため 術中にレントゲンを撮影するのですが、手術室とレントゲン機器が同じ所にあれば 楽なのですが、別々のため、膀胱や皮膚を仮縫合して、レントゲン室に連れて行き、撮影となります。もちろん 滅菌に気をつけてやらないといけません。

尿道内に石が入り込んでいると、カテーテルで 膀胱内に押し込んだりして 対処となりますが。

 

大きな石が どー〜んと 1個あるぐらいだったら 楽なんですが。尿道へ 入るぐらいの石は とにかく 大変です。膀胱内 影になって ライトの光りが届かず、暗くて 見にくいし 術野を広げると 尿道へ入っていっちゃうし。