Moms 軟膏の使用

2025/08/26 ブログ

 老齢のトイプードルちゃんの口唇付近の皮膚に腫瘤ができ、出血で 部屋が汚れるとのことで、全身麻酔での切除は、希望されず、Mohs 軟膏を使ってみました。 

 

 開業したての頃にも、乳腺腫瘍が自壊して、麻酔しないで なんとか 出来ないかという相談があり、この時以来の使用になるので、20年振り?のMohs軟膏となりますね。

 Mohs軟膏は 自壊部からの出血や悪臭を抑え、腫瘍自体を小さくさせる効果があります。1930年代に発表された方法で、塩化亜鉛を主成分とし、蛋白質を変性・収斂させる作用を利用して、壊死組織を科学的に固定乾燥させます。軟膏自体販売されていないので、調合しないといけないので、そこが 大変かな。

 

 腫瘍は 多分 皮脂腺上皮腫だと思いますが、結構な大きさの腫瘤でした。Mohs軟膏は 腫瘍に塗布し、暫くしたら、軟膏を拭い取り、洗浄して 終わりです。これを 週1のペースで行いました。塗布時間は 長いほど、腫瘍の減量に関係あるみたいですが、場所も場所で、抑えているのが大変なので、30分の塗布時間としました。

 

 一枚目の写真は 塗布を一度して、2回目の塗布中の写真です。なので、腫瘍が白くなっています。本当なら、塗布もしていない腫瘍をお見せしたかったのですが、写真の撮り忘れです。これでも、1度やっただけで、小さくなっています。

 2枚目の写真は 塗布3回目、3枚目の写真は 5回塗布したものです。

 4枚目の写真は 6回目です。これで Mohs軟膏を終了しました。

 いい感じです。あとは 様子見で。